「幸せ」に生きていきたい ♡
「幸せ」な年の重ねかたをしていきたい♡
誰もがこのように思うのではないでしょうか。
あなたは、どうでしょうか?
もしかしたら、
別にそんなことは思わない!というかたもいるかもしれません。
何かの理由で「自分は幸せになってはいけない」と思い込んでいたり、
無意識のうちに「自分は幸せになれない」と自分に制限をかけていたり、
そのようなかたもいます。
でも、
「何かの理由」がきちんと解決できているなら「幸せに生きたい」と思って良いし、
無意識のうちに自分に制限をかけているかたは、それに気付いて「幸せ」になって欲しいと思います!
そこで今回は、「幸せ」になりたい!
でも、どうしたら幸せになるのか分からないよぉ( ノД`)…
というかたのために、今の自分にとっての「幸せ」とは何か?を明確にする1つの方法をご紹介したいと思います。
これをしたら幸せ度 が増しますよ!という方法ではなくて、自分にとっての「幸せ」とは何か?を探すための一つの方法です。
ご興味があるかたは、続きをぜひ読んでくださいね☆彡
カレンダー・マーキング法の紹介
自分にとっての「幸せ」を探るために、活用できるのが カレンダー・マーキング法 と呼ばれる方法です。日記法の1つに分類されます。
『活用』と書いているのは、「幸せ」を見つけることを目的として開発されたものではないからです。
やりかたを説明する前に、この研究を簡単にご紹介しますね。
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カレンダー・マーキング法は、その日の終わりに一日を振り返り、
その日がどんな日であったかを
「良い日:○」
「悪い日:✕」
「どちらでもない日:△」
で評価するというものです。
この ○ △ ✕ を、カレンダーに書き込むだけです。
この研究では、毎日 記録をつけることで、
人は「○を増やそう!」または「✕を減らそう!」という気持ちになり、それが○を増やすような行動に繋がるのではないかといった仮説を立てました。
そして、ひいては幸福度の向上に繋がるのではないかと考えました。
つまり、カレンダー・マーキング法を継続することが、「幸せ度」の向上につながるかどうかを検証する研究です。
そして、日記をつけた集団(実験群)と、つけていない集団(対照群)の2群を設けて、
実験終了後に、主観的幸福度がどうなったかを分析しました。
その結果、
残念ながら両群の主観的幸福度には、統計的に意味のある差はありませんでした。
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え? それじゃ使えないんじゃない?
そう思ってしまいますよね?
確かに、結果としては仮説は支持されませんでしたが、83名中、29名(約35%)が途中脱落したそうです。
また、実験後の群間の幸福度を比べているわけですが、
もしかしたら 対照群(カレンダー・マーキング法をやらない集団)に、もともと幸福度が高い人が集まっていた可能性も否定はできません。
さらにいえば、実験者にカレンダーを提出する必要があるので(他者に見られる)、
【 ×をつけにくい ⇒ △が多くなる】
といった心理も働いた可能性も大きいのではないかと思います。
このような理由から、幸福度を高める効果はない!とは断定できないと私は考えています。
でも、この記事では『幸福度を上げる方法』ではなくて、『自分にとっての幸せを見つける方法』をご紹介するので、カレンダー・マーキング法が幸福度の向上に効果があるか?は関係ありません。
というわけで、次に「カレンダーマーキング法」の活用方法についてみていきます♪
【この研究を詳しく知りたい方は、以下に論文のリンクを貼ったので見てみてくださいね】
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jbef/3/0/3_0_146/_article/-char/ja/
「幸せ」を明確にするためのカレンダー・マーキング法の活用方法
日付が分かれば日記帳でも、スケジュール帳でもいいです。スマホでもOKです。
具体的に何をするのかというと、○、△、✕ の他に、
簡単で良いので その理由を書いてください。
これ ⇑ が、とても重要です。
また、一日を振り返って、その日が「良い日」、「悪い日」、「どちらでもない日」 じゃなくて、
「幸せだなぁと感じた日」=○
「幸せとは感じられなかった日」=×
「どちらでもない日」=△
とすることで、自分にとっての「幸せ」を理解出来るようになるはずです。
そして、その理由を書く!です。
理由に関しては、
・どんなことに幸せを感じたのか
・誰といて幸せを感じたのか
・その時の気持ち
などを書くのがコツです。
その他にも、思いつくことがあればメモで書いてくださいね。
これを一定期間 続けると、自分が
① どんな出来事に幸せを感じやすいのか
② 誰といる時に幸せだと感じやすいのか
③ 幸せを感じる周期はあるか
④ その他 何かしらの傾向
が、見えてきます。
③が少し分かりづらいと思うので、例をあげると、
季節によって✕が増えるとか、休み明けの月曜日は✕が多いとか、週半ばの水曜日は✕が多い、生理前に✕が多いとか。
このような、何らかの規則性が見つかることもあります。
上にあげた ①~④のような傾向が見えてくることで、自分にとっての「幸せ」の本質が浮き彫りになってきます。
そして、もし △ ばかりになりそう、あるいは △ばかりになったら、数字にする方法もアリです。
1~5でもよいし、もし 3が多くなりそうなら、1~4(あえて真ん中を作らない)もおすすめです。
100点満点中何点か でつけると、値の範囲が広くなりすぎて、逆に中身や規則性が見出しにくくなるので 注意してくださいね。
カレンダー・マーキング法の活用:補足事項
どのくらいの期間やればいいの?
これについては、正解はありません。
季節性も関係してる場合があることを踏まえれば年単位になりますが、気が遠くなるので、、、
3日できたら、3週間。 3週間できたら3か月!
目標は、3か月にするとよいと私は感じています。
当たり前ですが、短いよりは 出来るだけ長い方が情報量は多くなります。1週間では見えなかったことが、3か月続けることで見えてくることも多々あります。
実際、期間については、人それぞれなので、「期間」ではなく「何らかの規則性や傾向が見えてくるまで」続けてみてください☆彡
三日坊主になったとしても、それに気付いた時からまた再開すればOKです!
1日もやらないよりは、3日に1回でも、ぜひ チャレンジしてみてください。
スマホでカレンダーマーキング法を実施する場合の注意事項
寝る前に、スマホにメモするのもアリです♪♪♪
ただ、カレンダーアプリだと、パッと見 一覧でみられないのでオススメはできません。
パッとメモ全体が 見られるほうが、自分の「幸せ」傾向が見えてきやすいので、スマホでおこなう場合には、メモ帳アプリを使うなど、
自分のメモを分析する時に見やすいアプリにメモするといいと思います♪
自分にとっての「幸せ」は変わってもいい
結婚・出産・大切な人の他界・転職などの環境の変化や、経験の積み重ねによって、自分にとっての「幸せ」が変わっていくこともあります。
「何か、いままで幸せに感じていたことが最近、幸せに感じなくなってきた」
「何だかここ何年か、心が沈み気味で以前ほど幸せを感じなくなって気がする」
このようなことを感じた際には、再度 カレンダー・マーキング法を活用してみてくださいね。
まとめ
今回は、自分にとっての「幸せ」とは何か?を探すために活用できると私が感じているカレンダー・マーキング法の活用方法をご紹介しました。
一日を振り返って、その日が
「幸せだなぁと感じた日」=○
「幸せとは感じられなかった日」=×
「どちらでもない日」=△
をカレンダーが、ノートかスマホを使って書き込んでいく。
二重丸◎も追加しても良いし、数字1-4とかで評価していったもOKです。
そして「なぜそう感じたのか」その理由を必ず書くこと✩.*˚
ある一定期間つづけてみて、
「幸せ」と感じている日がどんな日なのか、どんな理由なのかを自分で分析し、その傾向や規則性を探してみてください。
そうすることで、自分にとっての「幸せ」を理解出来るようになるはずです。
どうせ3日坊主になるから やらな~い ではなく、3日でも良いので試してみてくださいね♪
何か感じることや、発見があると思います!(^.^)
実際に試してみて、何か成果があった!というかたは、ご紹介して良か~★と私も実感が持てて嬉しいので、ぜひ教えてください。