ファッション

年相応の服装とは?(part2) :アラフォーは『若見え』にも『老け見え』にもなれる微妙なお年頃

洋服選びに迷う女性
  • あれ?今日は何だか「やつれて」見える・・・?!
  • あれ?今日は「ザ・おばちゃん」みたいに見える・・・?!
  • あれ?今日は、何だか「幼稚」に見える気がする・・・?! など

今まで、このように感じたことはありませんか?

どのような装いをするかで、見た目年齢に差が出てきやすいのがアラフォーという年齢層の一つの特徴だと思います(主に女性)。

どのような服装をするか次第で『若見え』にも『老け見え=おば見え』にもなり得る微妙なお年頃なのです。

前回の「年相応の服装って?(part1)」で書いたように、
余程の格好でない限りは「年相応の服」を気にするよりも、自分にとっての「若見え服」「老け見え服」があることを気にする方が重要だと思います。

そこで今回は、アラフォー女性の「若見え」&「老け見え」について掘り下げていきます。

婚活で服装に迷っている30代・40代のかたや、これまで着ていた洋服が最近似合わなくなったと感じているアラフォーの洋服迷子のかたのお役に立てたら嬉しいです★

補足:

  • 「若見え」=「若づくり」ではないのでご注意ください。「若づくり」して見える場合は、「老け見え」しているということです。
  • また「子ども見え」(幼児や中学生のように見える)する場合は、やぼったく見えるということ。「若見え」ではなく「おば見え」(老け見え)しているということなので、「若見え」と間違えないよう、ご注意くださいね。

「若見え」と「老け見え」の差は、何によって決めるのか?

結論から言うと、①洋服の色、②洋服のデザイン。この2つが「若見え」するか「老け見え」するか、に大きく影響してきます。

※メイクや髪型の影響も大きいのですが、ここでは服装に焦点をしぼります。

洋服の色

特にお顔周りにくる色が「若見え」か「老け見え」かに作用します。

パーソナルカラーという言葉を聞いたことはありますか?
簡単に言うと、その人に「似合う」=より素敵に魅せる色のグループのことです。

一口に茶色と言っても、色味の違う茶色がたくさんあります。ベージュ、ピンクベージュ、グレージュ、モカブラウン、チョコレートブラウン、ダークブラウンなど

人によって、どのような色味の茶色が似合うか、どのような色味の白色、赤色、青色等が似合うかは異なります。

そして、その人に似合う色味(色のグループ)のことをパーソナルカラーと言います。

若い頃は、自分のパーソナルカラーではない色の洋服を着ていても、それほど「似合わない」という印象にはなりません。

しかし、30歳、40歳と年齢を重ねるにつれ「似合わない」が顕著になってきます。

30歳前後、40歳前後で「今まで着ていたものが似合わなくなってきた」と感じるようになる要因の1つが『色』なのです。

分かりやすいように「似合う」色の洋服を着た時の印象と、「似合わない」色の洋服を着た時の印象を、点数で表してみますね。

20代 似合う色の服=100点、        似合わない色の服=80点

30代 似合う色の服=100点、        似合わない色の服=60点

40代 似合う色の服=100点、        似合わない色の服=40点

若い頃であれば、「似合わない」色の洋服でも、若さで着こなせてしまうのです。でも、40代にもなると、それが難しくなってきます。

なぜか?

 

それは、年齢を重ねたからです。

20代の頃は、肌にハリやツヤもあり、シミやシワはほとんどありません。
でも年齢を重ねるにつれ、徐々にハリやツヤは減り、シミ、シワ、くすみ、毛穴の開き、頬のたるみ、フェイスラインのたるみ、ほうれい線など、お顔の状態に変化が出てきます。

「似合う」色は、年齢に伴うお顔の変化を、最小限にしてくれる効果があります。

つまり、シミやシワ、くすみ、フェイスラインのたるみ等を、目立たなくしてくれる『若見え』の効果が!!!

一方、「似合わない」色は、年齢に伴うお顔の変化を、余計に目立たせてしまうこともあるのです。つまり、『老け見え=おば見え』です。

自分のパーソナルカラーを知ることは、「老け見え」予防にもなるので、知っておくと便利です。

婚活など、いざ!という時に使えます★
パーソナルカラーを知る方法については、最後にご紹介します。

洋服のデザイン(コーディネートも含む)

洋服のデザインは、形、シルエット、柄、装飾などです。

形・シルエットは、例えばスカート。Aライン、Iライン、マーメイドライン、裾が広がっているフレアな形など、色々な形・ラインのものがあります。

ご自身には、どの形・ラインのスカートがより似合うのかは、人ぞれぞれです。

柄や装飾(フリフリ、レース等)に関して言えば、その大きさ、分量を見極めることが肝となります。

柄で言えば、花柄やドット柄(水玉模様)、動物柄(ゼブラ柄、トラ柄、その他)などがありますが、これも人ぞれぞれに得手不得手があります。

大きい花柄が似合う人もいれば、小さい花柄が似合う人もいます。バラの花柄と、繊細な花柄では、どちらが自分に似合うのか。

規則的に並ぶ柄と、不規則に散りばめられた柄では、どちらがの方が似合うのか。

全身柄でもOKなのか、柄の分量が多いと「老け見え・おば見え」するタイプなのか。

装飾のレースなら、洋服のごく一部にあった方が品よく見えて似合う人もいれば、全体的にレースがある服を着ても似合う人もいます。

このように、自分にはどのようなデザインの服が「似合う」かを知ること。
知ることによって「私には花柄は似合わない」「私にはレースは似合わない」というように、自分のファッションの範囲を狭めずにすみます。

自分に似合う洋服のデザインを知る方法については、次にご紹介します。

「似合う色」と「似合う洋服のデザイン」を知る方法

「似合う色」や「似合う洋服のデザイン」を知る方法には、以下4つの方法があります。

  1. 自分(鏡を使って試着、自分を超客観的に評価する)
  2. 家族や友達など身近なかたに聞く
  3. 店員さんに聞く
  4. プロに聞く

この中で、④プロに聞くについて今回は取り上げます。

私はイメージコンサルティングを仕事としているのですが、コンサルティングでは、パーソナルカラー診断やパーソナルデザイン診断をおこなっています。

「似合う色」は、パーソナルカラー診断を受けることで知ることが出来ます

そして「似合うデザイン」は、パーソナルデザイン診断を受けることで知ることが出来ます

ほかにも、骨格診断や顔タイプ診断などもありますが、パーソナルデザイン診断では、お顔、体型、その他の要素も含めた、全体的な雰囲気によって診断を進めていきます。

パーソナルカラーとパーソナルデザインについては、以下に簡単に説明します。

パーソナルカラー診断

先に書いたように、パーソナルカラーとは、その人に「似合う」色のグループのことです。

パーソナルカラー診断では、パーソナルカラー用の布(ドレープ)を何枚もお顔の下に当てていき、似合う色のグループを分析していきます。

似合う色のグループは、4分類(春、夏、秋、冬)がオーソドックスな方法です。独自に8分類、12分類などど、分類をさらに細かく分けているかたもおります。

ネットでよく出てくるのが、チェックシート方式で自分のパーソナルカラーを知ろうというものです。

チェック方式で自分のパーソナルカラーを推測することも出来ますが、実際にはパーソナルカラー用の布をあてがって見ていかないと、正確な診断は出来ません。

「パーソナルカラーが○○の人は、こういう傾向があるよ」という集団の傾向を、チェック式にしているだけなので、推測の域を出ることは出来ません。

あなたは、あなたらしい特徴を持った個人であり、必ずしも集団の傾向に当てはまるわけではありません

そのため、実際に診断を受けることをおすすめします。しかし、どこで受けるかということも重要です。

というのも、私自身、今までに色々な経緯で合計5回、それぞれ違った場所で診断を受けたことがあります。

その結果、パーソナルカラー「冬」が2回、「春」が3回でした。

「どういうこと?結局どっちなんだ?」という疑問が、パーソナルカラーの勉強を始めた最初のきっかけでした。

色々と自分なりに研究して、その原因を探したのですが、話が脱線してしまうので、ここでは取り上げないことにします。

話を戻し、パーソナルカラー診断を受けるのが一番なのですが、診断を受けに行くのを躊躇されるかたもいるかもしれません。

そのようなかたは、ネットなどの情報を参考にするかと思いますが、決して自己診断しないでください!!!参考程度にしてくださいね。

自分で似合う色を探したい場合の方法・コツとしては、鮮やかな色、淡い色、濃い色、クリアーな色、少し濁ったような色というように、自分にとって分かりやすい分類を作って「似合う」を探していくことのが良いかと思います。

「自分のパーソナルカラーは〇〇だ」と自己診断するよりも、この方法のほうが自分の「似合う色」を限定しないで済みます。

また、「似合う」を探すよりも、明らかに「苦手」な色味を探す方が簡単、かつ役立つと思います(=老け見え色を明らかにする)♪

パーソナルデザイン診断

自分に「似合う色」・「似合わない色」を知った上で、自分に似合う洋服の傾向(デザイン、ファッション)を知ることで、あなたの『若見え服』と『老け見え服』が分かるようになってきます。

様々なファッションの5人の女性

パーソナルデザインは、6つのタイプに分類されます。そのかたの体型や、話し方、しぐさ、お顔などのトータルな雰囲気で、どのタイプであるかを診断します。

それぞれのタイプによって、服装やアクセサリー、髪型など似合うファッションの傾向があるので、普段の服装だけでなく、デートや、婚活服を考える際にも大いに役立ちます★

以下にそれぞれのタイプのおおまかな説明です。↓

【ファッショナブル・タイプ】
◆第一印象としては、迫力がある(目立つ、存在感がある)雰囲気の人が多い。
◆体型は、直線的で背が高い。
◆大きなプリント柄や、大きめのアクセサリーがよく似合う。
◆ファッショナブル・タイプの有名人 :米倉涼子さん、小池栄子さん

【ナチュラル・タイプ】
◆第一印象としては、自然体で話しかけやすそうな気さくな雰囲気の人が多い。
◆体型は、肩幅が広めで骨太な印象、どちらかというと背が高い。
◆カジュアルな服装や自然素材のアクセサリーがよく似合う。
◆ナチュラル・タイプの有名人:天海祐希さん、山口智子さん

【グレース・タイプ】
◆第一印象としては、きちんとしていて上品、大人の女性といった雰囲気の人が多い。
◆体型は、中肉中背。
◆シンプルな服やスーツ、大袈裟でない上品なアクセサリーがよく似合う。
◆グレース・タイプの有名人:黒木瞳さん、松たか子さん

【フェミニン・タイプ】
◆第一印象としては、上品で優しいお嬢様・奥様といった雰囲気の人が多い。
◆体型は、曲線的なやや丸みのある体型。
◆ソフトなラインのワンピースやフレアースカート、小ぶりで上品なアクセサリーがよく似合う。
◆フェミニン・タイプの有名人:壇れいさん、鈴木京香さん

【ロマンス・タイプ】
◆第一印象としては、女性的な魅力があり、ロマンティックな雰囲気の人が多い。
◆体型は、曲線的。
◆ドレープ、柔らかい素材の服、華やかなアクセサリーがよく似合う。
◆ロマンス・タイプの有名人:藤原紀香さん、宮沢りえさん

【キュート・タイプ】
女性の場合「ガーリッシュ(G)/ボーイッシュ(B)/アバンギャルド(A)」の3つの分類があります。この3つの分類に共通する特徴は、
◆第一印象としては、キュートで個性的な雰囲気の人が多い。
◆体型は、小柄(稀に身長が高い人もいる)

◆ちょっと変わった感じのデザインや模様のある服、個性的なアクセサリーがよく似合う。
◆キュート・タイプの有名人:松田聖子さん(G)、小泉今日子さん(B)、真木よう子さん(A)


パーソナルカラー、パーソナルデザイン診断について、より詳しく知りたいかたは、以下をご参照ください。

パーソナルカラーについては、こちら
パーソナルデザインについては、こちら

また、ArtMindのイメージコンサルティングにご興味のあるかたは、お気軽にご連絡ください。お役に立てることがあれば嬉しいです。

まとめ

今回は、アラフォー女性の「若見え」&「老け見え=おば見え」について取り上げました。

アラフォーは、洋服の「色」や「デザイン」によって、「若見え」することもあれば、逆に「老け見え」してしまうこともある微妙なお年頃です。

また、洋服の着かたや、コーディネートの仕方も「若見え」「老け見え」と関係することがあります。

そのかたに似合う「洋服の着かた」や「コーディネートの仕方」は、パーソナルデザイン診断でもお伝えしています。

洋服の着かたは、シャツの襟を立てるか立てないか、腕はまくるかまくらないか、ベルトは使った方が良いか(またベルトの太さも考える)などです。

コーディネートに関しては、ロングスカートにジャケットを合せるとどうか、カーディガンを合せる方が良いのか、とろみ素材のブラウスの方が・・・など。

ご自身で色々と試してみるのも楽しいですよ♪

自分に似合う「色」や「デザイン」を知ることは、自分自身をよりよく『知る』ことに繋がります

実際に、キレイに年を重ねているかたは、自分をどう見せるか・自分がどう見えるかということをよく知っているように思います。

自分の『似合う』を知って(あるいは探して)、50歳、60歳とキレイに年を重ねていきたいですね♪

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