婚活で好印象を持たれるのが、ナチュラルメイク。
婚活中の女性は、知っているよ!と思うかもしれません。
しかし「そうは言っても難しい」と感じているかたは案外多いのです。
- ナチュラルメイクをしたつもりなのに、すっぴん?と言われる
- ナチュラルメイクをしているのに、ちゃんと化粧した方が良いよ と言われる
- ナチュラルメイクをしているのに、逆に厚化粧に見える
このようなお悩みをよく聞きます。
そこで、今回はなぜナチュラルメイクに失敗してしまうのか、その原因と解決策をご紹介します。
ナチュラルメイクに失敗する理由
30代、40代のナチュラルメイクがうまくいかない原因には、いくつかのパターンがあります。
① 勘違い
⇒ ナチュラルメイクって、薄めにメイクすることだよね?!というパターン
② 年齢による肌の変化
⇒ シミ、シワ、くすみ、ほうれい線、毛穴などを隠して、透明感のある綺麗肌を作ろうとしているうちに、厚化粧になってしまうパターン
③ 経験不足、知識不足
⇒ 婚活を始めるまで、ほとんどメイクをしたことがなかったというパターン
④ 自分に似合うメイクをしていないため、ナチュラルに見えない
⇒ オレンジ系のチークが良いと雑誌に書いてあったから使っているけど、しっくりこない。顔全体の黄ぐすみが目立つ気がするし、何だかオカメインコみたい・・・といったパターン
⑤ ナチュラルな雰囲気の顔立ちでない
⇒ 眉毛も濃くしっかり生えていて、目鼻立ちもはっきりしているから、そもそもメイクをするだけで、やりすぎ感が出てしまう。「ナチュラル」にならないと感じているパターン
失敗の原因別、ナチュラルメイクのコツ
① 勘違い
勘違いは、認識を改めれば解決します。
ナチュラルメイクとは、自然に清潔感のあるように見せるメイクのことで、薄化粧や地味に見えるようにメイクすることではありません。
アラフォーにもなれば、顔全体がくすんできたり、シミやシワも増えたり、ハリがなくなってきたりします。
若かりし頃の肌とは違うので、薄化粧や地味メイクにしたら、顔色が悪くやつれて見えたり、疲れて見え幸薄そうな印象になることも。
ですから、ナチュラルメイクはきちんと作り込む必要があります。
特に重要なのが、ベースメイクと血色感です。唇と頬に自然な血色を出すことを、絶対に忘れないでください。
婚活パーティーやお見合いでお食事をする場合は、口紅が取れやすいので、ティントリップを使うと良いと思います。
② 年齢による肌の変化
上記①と同様に、ベースメイクに手間をかけるかどうかが成否を分ける大きなポイントの1つです。
シミ、シワ、くすみ、大人にきびは、コントロールカラーやコンシーラーを使って目立たなくさせ、顔全体が均一に滑らかに見えるように整える。
毛穴が目立つ場合は、毛穴カバー専用の化粧下地を使うといいです★
ベースメイクが完成すれば、ファンデーションは塗らなくても良いかなぁというくらいにお肌が綺麗に見えるはずです。
ファンデーションは顔全体にのぺーっと塗りたくらず、少量でOKになるはずです。
アラフォーは、パウダーよりもリキッドファンデーションを使うことをお勧めします。
肌の気になる箇所を隠そう隠そうと思うと、ファンデーションを塗りすぎて、厚化粧に見えてしまうので、注意してください。
また、メイクをする環境も大事です。暗い照明のお部屋や、オレンジがかった照明のもとでのメイクは失敗のもとです。
メイクはばっちり⇒外出♪、お手洗いで鏡を見たらびっくり!!!「お肌が汚く見える」「毛穴が目立ってる」「厚化粧になってた」ということがありますから、要注意です。
※ 詳しいメイクアップの方法については、ここでは触れません(一度書いたのですが、物凄く長文になってしまったのでやめました)。「アラフォー、ベースメイク」などのキーワードでネット検索すれば多くの情報を探すことが出来ると思います。それか、Art Mindまでメールをいただければご説明します☆彡
③ 経験不足、知識不足
練習あるのみです!
地道に調べながら練習しても良いですが、メイクアップ講座や教室で習う、デパートの化粧品売り場に行って、メイクしてもらいながら覚えるのも手です。
そして、今までメイクをしてこなかった理由も同時に考えてみてください。(メイクをしないことが悪いこと、という意味ではありません)
- 人と接しないためメイクをする必要がなかったから
- 肌は綺麗な方だし、面倒くさかったから
- にきび肌でメイクすると悪化するから/肌が弱いから
- メイクしてもしなくても、どうせ美人にはならないから
- 女らしくみられるのが嫌だったから
後者2つのような理由の場合、メイク以前に、ご自身の過去や心と向き合うことが大事な場合もあります
(ご興味があるかたはこちらの記事をお読みください)。
嫌々メイクをしても、気分は上がらないし、上達も遅いのではないかと思います。
そして何よりもメイクをしても「心」が嫌がっているので、表情に違和感が出るかもしれません。
せっかくキレイに見えていても、浮かない表情では婚活でマイナスに働いてしまい兼ねません。それでは勿体ないと思います。
④ 自分に似合うメイクをしていないため、ナチュラルにみえない
これは、パーソナルカラーと関係していることが多いです。(パーソナルカラーについてはこちら)
私の場合を例にあげますと、オレンジ系統のチークをつけると、チークが悪目立ちして、とにかく似合いません。
オレンジは好きなのですが、どうしても肌に馴染まないので、不自然さが出てしまいます。冒頭に書いたように、まさに「オカメインコ」みたいに見えます。
さらに30代後半からは、オカメインコ+黄ぐすみしているように見え、肌全体がきたなく見えるといった現象も出てきました。
つまり、ナチュラルメイクをしても、ナチュラルとは程遠い雰囲気になってしまうのです。
「あ、このオレンジなら結構いけるかも!」と思ったことがありますが、、、それはオレンジ照明のもとで使った時だけでした。
オレンジ系統の照明を使っているお店でのデートなら良いかもしれません。
しかし! もちろんお店で「さようなら」です。駅まで一緒に歩いて「さようなら」はできません。。。
外に出た途端に、黄ぐすみオカメインコ に変身されたら、誰だってびっくりしてしまいますから。
(オカメインコはとっても可愛いのですけどね♪)
さて、話を戻します。
チーク、ファンデーション、リップ、アイシャドウ、どれかが「自分の苦手とする色味」であったり「肌色に合わない色味」である場合、不自然さが前面に出てしまう場合もあるので、パーソナルカラーは結構重要です。
ファンデーションの場合は、自分の肌に合わない色がゆえに、首と顔の色の差が目立ち、厚化粧に見えてしまうこともあるので色選びは重要です。
⑤ ナチュラルな雰囲気の顔立ちではない
上記④と同様、「自分に似合うメイク」によりナチュラルメイクになります。
眉毛が濃いかたは、ペンシルではなく薄い色のアイブローパウダーを使うとか、眉毛専用のブリーチで眉毛を少し茶色くするとか
彫りが深いのでノーズシャドウは使わないとか、
お一人お一人に「似合う」ナチュラルメイクがあります。
顔が濃いからナチュラルにならないとか、彫りが深いからナチュラルメイクは似合わないとか、そのようなことはありません。
手っ取り早いのは「自分に似合う」メイクを習うこと
メイクを習いに行ったことがある、というかたは少ないのではないでしょうか。
多くのかたは、お洋服のコーディネートと同様、雑誌や周りの人を参考にしながら、「こんな感じかな」といった具合に、メイクをしてきたのではないかと思います。
最近では、youtubeやインスタグラムを参考にしているかたもいるかと思います。
でも、他人を参考にしても『自分に似合う』メイクかどうかの保証はありません。
また、メイクの加減も分かりづらいので、厚化粧になっていたり、逆にすぐにメイクが落ちてしまうほどの薄化粧になることも。
「この歳になって、習いに行くなんて恥ずかしい」と言うかたが、たまにいらっしゃるのですが、そんなことはありません!
自分磨きをしようという気持ちは、年齢に関係なく素晴らしいことだと私は思います。
また、客観的に自分を見る良い機会になるはずです。
そして『自分に似合うメイク』『婚活のためのメイク』というように、具体的にどんなメイクが出来るようになりたいのかを、明確に伝えてくださいね。
婚活服が決まっている場合は、そのお洋服を着ていくか、この服装に似合うメイクがしたい、と具体的にお伝えしても良いと思います。
まとめ
ナチュラルメイクは、簡単なようで案外むずかしいものです。色々な理由・原因によって、失敗しうるからです。
上手にナチュラルメイクをするためのコツとしては、
①ベースメイクでしっかりと綺麗に肌を作り込む、
②自然な血色感を出す、
③自分のパーソナルカラーを知り活用する、
④自分に似合うメイクを知る、 の4つがあげられます。
そして、メイクする時の照明にも気をつけてください。
③と④は1つと考えても良いかもしれません。世間一般で言われるナチュラルメイクでなく、『自分に似合う』ナチュラルメイクをすること。
ご自身のパーソナルカラーを知ると、メイクだけでなく、婚活服の色を考える上でも参考にできるので便利です。
ご興味があるかたはぜひ Art mind のコンサルティング(パーソナルカラー診断等)にいらしてください。
最後に、ここまでメイクについて書いてきましたが、「ナチュラルメイク」にこだわらずに、
自分がどのような女性に見られたいのか、それを明確にした上で、
その「なりたい自分」を目指すのが自然だと私は思っています。
相手に好印象を持たれることばかりを考え、もはやどのような女性になりたいのか分からない(婚活疲れ気味)というかたは、お気軽にご連絡くださいね。
メイク実習もしつつ、一緒に『なりたい女性像』を見つけていきましょう★