自分磨き

自分を知らないと『自分磨き』は難しい!見た目のイメージアップからはじめるのも1つ★

綺麗な青い蝶々のビジュー

「自分磨きをしたいけど、何をしたらいいか分からない」というお悩みをよく聞きます。

何をするかを決めるために必要なのは、実は単純明快!自分を知ることです。そして、自分の欲求に耳を傾けること。

たとえば、自分磨きのために料理教室に通う場合、

自分が「料理を作るのが苦手・下手」 と知っているからこそ、料理を習うことで自分のレベルアップをはかるわけです。

そして、「上手になりたい」という欲求があります。

そうは言っても、自分のことも自分の欲求もよく分からない。とにかく、自分磨きをしないと

このようにと思っているかたは、自分磨きへの「一歩」を踏み出すために、以下のワークをしてみてください。

自分磨きのヒントにしていただけたら嬉しいです。

「自分磨き」を始めるためのワーク:自分の心と向き合う

自分磨きを成功させるには、その動機について一度しっかりと考えることが大事です。

特に、自分磨きを始められるか/続けられるかどうか自信がない、、、というかたは↓以下の事柄について考え、

つまづいた時などに思い出せるようにメモを残しておくと良いと思います。

Step1 「自分磨き」をしようと思ったきっかけは?

何となく自分磨きをしようと思った場合でも、自分の考えや欲求がよく分からないという場合でも、

自分磨きをしようと思った『きっかけ』が必ずあるはずです。

それを思い出してみてください。

考える女性

それでも「よく分からない」というかたのために、よくある例をあげてみます。

  • 友達が次々に結婚していくなか、自分にはその気配すらない
  • 頑張って婚活しているのに、全然うまくいかない
  • 好きな人に全く見向きもされない/ふられた
  • 元カレを見返したい/復縁したい
  • 20代の頃の自分と今の自分で、何も変わっていない ⇒ このように思ったきっかけを掘り下げる(久し振りに同級生と会って、同世代の友達は輝いてイキイキ見えた等)
  • ずっとこのままでいいのか、不安になってきた ⇒ 「このまま」「不安」をもっと具体的にする

きっかけがネガティブなものであっても、「自分磨き」をしようと思う気持ちは、自分を高めたいというポジティブなものです。「元カレを見返したい!」というきっかけであっても、です。

特にきっかけがネガティブなものであった場合は、ネガティブな気持ちをそのまま心に溜め込まず、ポジティブなエネルギーに変えていけるのが「自分磨き」なのだと思います。

ですから「自分磨きをしよう」と思った気持ちを、

「何をしたら良いのか分からない」という理由で止めてしまわないよう、願っています。

思い出したくないこともあるかもしれませんが、まずは「きっかけ」が何であったのか考えてみてください。

Step2 「自分磨き」は誰のため?

次に、誰のために自分磨きをしたいと思っているのか考えてみてください。

①自分
②他者:恋人、家族、会社、その他

①とも②とも思われる微妙なケースもあります。たとえば婚活していて「自分磨き」をしたいと思ってる場合、

「②将来出会う人のため」ではありますが、「①婚活が成功するよう自分のため」になるかと思います。

①と②のどちらが良い、ということではありません。

①と②は相互に関係するので、結果的には①②両方のためになることが多いのも事実です。


じゃあ
考える必要なんてあるの?と思うかもしれませんが、考えて欲しいのには理由があります。

自分磨きが三日坊主で終わらないようにするためです。自分磨きの成否に関わってくることも大いにあるからです。

心理学の考え方に「外発的動機付け」と「内発的動機付け」というのがあるのですが、ご存じでしょうか。動機づけとは、モチベーションのことです。

「外発的動機づけ」とは、ある行動を起こす場合(ここでは自分磨き)、その行動を起こす原動力になっているのが、義務、賞罰などの外的な刺激を得るためというもの。

「内発的動機づけ」は行動の原動力が、自分の心から湧き上がる興味・関心、満足感など内面を満たすためというのものです。

自分磨きが①自分のためであれば、自分磨きは「内発的動機付け」による行動ということになり、

②他者のためであれば「外発的動機付け」による行動ということになります。

例:「彼氏に褒められたい」から自分磨きをする ⇒ 外発的動機づけ

「毎日いきいきとした自分でいるのが好き」だから自分磨きをする ⇒ 内発的動機付け

もちろん、外発的動機付けと内発的動機付けの両方とも含んでいると思う場合もあるかもしれませんが、どちらかの比重が多いはずです。

なぜ動機付けの説明をしたのかというと、「外発的動機づけ」よりも「内発的動機づけ」がもとになった行動の方が、長続きすると言われているからです。

したがって、一般的には自分磨きが「内発的動機付け」による行動であった方が、自分磨きが継続する(成功する)と考えられます。

成功のイメージ図

でも『私は②の他者のためだったんだけど・・・」という方も悲観しないでください。

「外発的動機付け」から始まった行動が、「内発的動機付け」に移行することもあると言われています。

彼を振り向かせるためだけにメイクの特訓をしているうちに、メイクがとても楽しくなって今はメイクに合う洋服のコーディネートにもはまっている、などが例をしてあげられます。

動機付けが外発的か内発的かにかかわらず、行動し始めることが大事!なのですが、

自分にとっての「内発的動機付け」も考えておいて損はないと思います。

それが、いつの間にか行動の原動力になっているかもしれません。

また違った視点から見てみると、②他者を選んだかたは、もともと「誰かのための頑張ることのできるタイプ」なのかもしれません。

もし、そのことが「嫌だなぁ」「もっと自分軸をしっかり持ちたいなぁ」というように感じる場合は、

その自分を目指した「自分磨き」から始めてみるのも1つです。

誰のために自分磨きをしたいのかを自分の心に尋ね、この機会に上記のように色々と考えてみてはいかがでしょうか。

Step3 「自分磨き」をすることで、どうなりたいの?

Step1と2について考えたなら、自分が自分の何を改善したいのか・向上させたいのか、が何となく見えてきているかもしれません。

最後は、自分がどのようになりたいのか(理想)を出来るだけ明確にすることを目指しましょう。

「自分磨き」の方法は、以下のようにいくつかに分類できると思うので、参考にしてみてください。

  • 内面:考え方、思考、価値観、性格(人見知り、行動力、積極性) など
  • 外見:メイク、洋服、髪型、姿勢、表情、体型(体重、体脂肪率)など
  • 習慣:早寝早起き、運動、食事、勉強、など
  • スキル関連:資格、習い事、転職、特技 など

いきなり明確化するのは難しいかもしれません。はじめは抽象的でも良いので理想の姿をあげてみて、徐々に具体的にしていくと自分のありたい姿が分かってくると思います。

イメージしやすいよう例をあげます。

「幸せを感じられている自分になりたい(抽象的)」
→ 「今の自分にとっての幸せは・・・結婚すること」
→ 「結婚するってことは、婚活がうまくいって理想の相手と結婚できるということ」
→ 「理想の相手と結婚できるということは、その相手も自分を選ぶということ」
→ 「相手が自分を選ぶということは、自分は今よりも○○○になる必要があるかも(具体化)」

自分にとって、この○○に入る言葉が、「自分磨き」で何をするかのヒントになるはずです。

「自分磨き」を始めるためのワーク:他者からの客観的意見を参考にする

「まだ何をしたらいいか分からない」という場合には、客観的意見を参考にして「自分を知る」ことを試してみるのも一つです。

心理学モデルの1つに「ジョハリの窓」というものがあります。

自己分析や対人関係に関する研修の中で主に使用されることが多いので、聞いたことがあるかたもいると思います。

「ジョハリ」とは、考案者であるジョセフ・ラフトとハリー・インガムの名前からつけられたもので、別名「心の窓」「心の4つの窓」とも言われたりします。

下の図を見ていただきたいのですが、自分と相手との対人関係における心の状態には、の4つの窓があるとされています。

ジョハリの窓

①自分は知っていて、相手からも知られている領域である「開かれた窓」
②自分は知っていても、相手には隠している領域である「秘密の窓」
③自分にはわからないが、相手からはよく見える領域である「盲点の窓」
④自分にも、相手にも知られていない領域である「未知の窓」

そして、対人関係を向上していくためには、「開かれた窓」の領域をを拡大していくことが重要であるとされています。

ここでは、対人関係におけるコミュニケーションは関係ないので、これ以上の説明は避けます。

いま注目して欲しいのは、「盲点の窓」です。

「どうやって自分磨きをしよう」と悩んでいる場合には、他者に尋ねてみるのが手っ取り早いこともありそうです。

自分の知らない『自分の魅力』や『改善・向上していくと良い部分』を客観的に知っているのが他者というわけです。

実際、家族や友達などの身近な人には
「自分磨きがしたいのだけど、何をしたら良いと思う?」
とは尋ねづらいかもしれません。

その場合は
私の第一印象を教えて、人から見てどんな雰囲気に見えると思う?
と尋ねてみると良いですよ。

ただ、家族や友人の場合、どうしても感情が入ってきます。

「こうなって欲しい」という期待や
「このようにいったら傷つくから遠回しに」という遠慮、
「このままでいて欲しい(磨いて欲しくない」という嫉妬
に近い感情がある場合もあります。

この点に留意しつつ、他者の意見を参考にするのも良いと思います。

あなたが周囲に放つ『第一印象』を知ることで、自分発見&自分磨きのヒントが得られると思います。

答えが見つからない場合は、外見磨きから始めてみよう!

具体的に「自分磨き」の方法がみえてこない場合、自分の変化を実感しやすい外見磨きから始めるのはいかがでしょうか。

Art mindでは、見た目のイメージアップをはかるためのイメージコンサルティングをおこなっています。

具体的には、パーソナルカラー診断とパーソナルデザイン診断、メイク実習、自分磨きを促進するカウンセリングをさせていただいています。

ご興味があるかたはお気軽にご連絡ください。

簡単な説明になりますが、パーソナルカラーとは、その人に似合う色のグループのことで、パーソナルデザインとはその人に似合う洋服等のテイストのことです

似合うとは、その人が本来持っている魅力を最大限に活かせることを指しています。(詳細な説明はこちらをご参照ください)

外見磨きは、自分の印象をよりよくすると同時に、自分を自分らしく表現できることにつながります。

そうすると、自分が自分らしくあることに自信がついてくるので、内面磨きにもつながる可能性があります。

さらにいえば、行動の変化にもつながる可能性があるのです。

したがって「自分磨きをしたいけど、何をしたら良いか分からない」かたは、

一歩踏み出して、外見磨きから始めてみることを私はおすすめします。

外見磨きをしているうちに、なりたい自分(理想)が見えてくるはずです。

外見磨きといっても、色々あります。パーソナルカラー診断やパーソナルデザイン診断を受けることは客観的意見を聞くことになるので、自分を知る1つの方法にもなります。

自分で出来ることをするのも良いと思います。いつものメイクを少し変えてみる、いつもと違う髪型にしてみる、いつもと違うテイストのお洋服を買って着てみる等、色々と試してみてください。

そして、試しながら「こういうのは好きじゃない」「こういう風にしたいのに」等、「自分の心の声」にも意識して耳を傾けて、理想の自分を探してみてくださいね★

まとめ

自分磨きがしたいと思った「きっかけ」、「誰のためなのか」、「どうなりたいのか」、明確になりましたか。

まだ曖昧であれば、家族や友人に「あなたの印象」を尋ねてみれば、自分磨きのために何をしたらベストなのかが見えてくるかもしれません。

それでもモヤモヤする場合は、とりあえず「外見磨き」をしてみることをおすすめします。外見磨きをして損はないと思うので、「一歩」踏み出しながら、考えてみてはいかがでしょうか。

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